小型化した次男とか

fig2008-03-18

この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
森見さんもはてなの人だったのですね。びっくり。びっくり。
とても影響されやすいというか(まねしきれてないけど)、森見さんの文章のリズムというのがすっごくすきなんです。
よむと、じわーっと血管じゃなくて別のしあわせ回路になんか染み渡ってくかんじがする。
小説どんどん読んじゃうと、森見さんとお友達ではない私はそれ以上の文字情報を入手することあたわず、テキスト食べつくしてしまうので惜しいと思ってたけど、わーい。ここでまた少し補給できますぞ。

あとハチクロのイラスト集もかおっかな。
のだめもいつのまにか新刊が出てたので買った。なんか専門を同じくしてライバルだったり、アドバイスしあったりというのがとてもうらやましいわー。





以下10年後のわたし用どーでもいいはなし


最近は伊坂さんのも読み進めるのもったいない・・・!と思いつつ読んでます。この方もすごいなぁ!
たまたまあたりをいつもひく気がしている古本屋さんで買った「ラッシュライフ」のすごーいラストの構成の月面宙返り着地に感服して、またこの古本やさん最強説に信憑性が!と思ってから、続けてオーデュポンを読んでまたまたびっくりして(かかしがしゃべること前提のすごいすてきな物語!なんでこんなこと思いつくのか・・・)、すぐ他の本が読みたかったけど、先日の山陰長距離移動のために大事にとっといたくらい楽しみにしてました。(好きなおすしのネタは最後に食べるタイプ)
もちろん行きはyomyomかって、十二国記と森見さんの失恋話を読んで、旅先の友人にバトンタッチ。帰りの荷物にいれてもらったぱんだのヨンダ君。
益田の駅前に本屋がなくて、工事現場のおじさんに聞いたらえらい遠くてくじけそうになり、そしたら途中にとても懐かしい感じの本屋さんがあって(商品の置き方もまばら)一冊だけ奇跡的にあった伊坂作品をゲット。グラスホッパー。殺し屋同士の話。そしたら鳥取砂丘でバスから私とどうみても砂丘に行かなさそうなくたびれたサラリーマン風コートのおじさんしか降りなくて「き・・北朝鮮につれてかれたりしたらどうしよう・・・」とびくびくしながら距離をとっていたのもいい思い出です。
で、京都駅で楽しみにしていた地下街のイノダコーヒーが閉店時間調べてたのにそれより早く閉店してて、失意のうちに向かいの本屋で「重力ピエロ」購入。のぞみ700系はぜんぜんゆれずに舞台の仙台出張気分で読んだ。前作のラッシュライフとリンクしてたり、定義が嫌いな泥棒の黒澤さんが出てたり。テーマも結構すき。あいまの引用の押収も。兄弟とお父さんお母さんの性格も。たしかに。解説の人が言ってたけど、線引きするのも変だが、純文とミステリーの両方とも楽しめる。なんてすごい!


というか森見さんより伊坂さんのほうが長くね?
(トッブランナーで液晶越しに拝見したときはイメージどおりの好青年でますますファンになったというのに。夜は短し〜はあまりにすきすぎて他のビジュアルでは見たくないから漫画版は見ない!私の先輩と黒髪の乙女の後姿は私だけのもの!目を閉じ耳をふさげ。でも本屋で平積みされてたらたぶん指のすき間からちょっと見ちゃう)