たたかいにやぶれてもーきみはうつくしいー

なんとも大波乱な駅伝だった。
ゴールまであとたった500mだったのに!うーん。コーチが駆け寄り、選手に制されたりして一瞬躊躇し、でも「もういいから」と触ったら棄権。昔の山梨学院のときを思い出すなぁ。中村さんだっけ? 順大は前も8区で脱水症状の大ブレーキがあったなぁ。変動激しすぎなチームだ。。。しかし、あとちょっとだったのに・・。這って進んだらゴールできたんじゃないか。(そこまでしろという意味じゃない。むしろ残り距離を本人知っていたら何時間かかっても前に進みそうだ・・・記録が参考記録になっちゃうから。それとも1位と何分離れたら失格みたいなルールがあったりするんだろうか。) どうもニュース記事見てると本人は後なんキロだったかもわかってなかったみたい。だから余計にせつない。乗り越えてくれるといいけど。。とまた勝手に話つくって心配するな。しかし順大は1区もおかしかったし、なんか下剤でも食事に盛られていたのではないだろうかー。とか考えちゃう。やっすいわたしの脳みそ。


一人で走ってるなら次のレースのために怪我をひどくしたら・・と休めても、チームで走る先で仲間がたすきを待ってると思うとあそこまでがんばっちゃうのかなぁ。私が駅伝好きなのもその辺なんだろか。あと4年しか出られないのがまたいいのかも。チームの入れ替わりも早くて数年で勢力図ががらりとかわっちゃうしなー。
あんなに山で強かった(私の山ノ神は時代的には奈良さん)今井さんがニューイヤー駅伝だとそんな目立たずに「平地だとふつうだな」と勝手に父に言われたり。
逆にトラック競技や他の駅伝なんかでは大活躍の上野さんが箱根では結局4年間ぱっとせずに終わっちゃったり。
意外な選手が突然脚光をあびちゃえるとこも箱根駅伝のちょっと不思議なとこなんかなー。


あと2区は区間新のモズクじゃないモグスごぼうぬきなダニエルと伊達さんあたりにカメラがあいまくって、ひとりこつこつと2位を独走していた中央学院大の選手がたぶん1時間近く走ってたのに合わせて2分もカメラに写ってなかったんじゃないだろうか、というのが不憫すぎてたまらない。そーゆーとこがぐっとくる。間違ったスポーツ観戦の仕方をする。(しかもしかも、記録的にはモグス・ダニエルの次の3位で実は伊達さんよりいい記録だったのに!といいつつ私もお名前を覚えておらぬていたらく)
逆に前に3区とか長い区間で順位も荒れずずっと1位独走している選手がいて、海沿いをぼーっと走る平和な景色に加えてアナウンサーもしゃべるねたがなくなってたぶんプロフィールの紙3枚目くらいの好きな料理は何とかだとか、実家は山の上で2km毎日下って走ってたので下りは得意なはずです!とかどーでもいい豆知識を押し売られるのも結構好きだ。山の今井さんの好きなタイプは宮崎あおいちゃんだそうです。趣味合うね。

どうでもいはなし・1
モグスさんの昨今見られないスポーツ選手っぽい朴訥としたインタビューの受け答えにきゅんとした。中田以来スポーツマンしゃべりすぎてなんかいやだ。おすもうさんくらいでいいよ。「ごっつあんす」くらいでいいの。

・2
おすもうさんも甲子園の選手もどうしたって疑いなく年下である事実を何時も忘れがちだけど、しまった駅伝もだよ!全員心の中で名前の下に「先輩」つけてるいきおいだったよ。だから三井先輩はもう先輩じゃなくてミッチーなんだろ!ばかっ!目を覚ませっ!(頬を打つ音)
つーか。考えるも何もみんな「大学生」だろ・・・。いい加減現実と向き合おうぜ自分。
しかし気のせいしょうちだけど、長距離選手ってちっこくて細い人のイメージ強いけど、最近の選手はみんな背が高くってかっこいいなー(あとまゆげほっそ!) 去年も地味に気になった東洋大かどっかの黒崎さん(たぶん長身)が今年も2区で地味にいい順位につけていた。来年も引き続きウォッチしていきたいです。でも何年生だっけ。


で、結局なんかどさくさにまぎれてというか、堅実にと言うべきか、早稲田が往路優勝。瀬古さんもさぞお尻を痛くしつつもお喜びでありましょう(ほぼ日ねた)。というか早稲田の監督が渡辺さんだったことに今気づいた。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/ekiden/hakone/84th/live/080102.html
あ、でも区間賞ふたつとってるのかー。5区が区間新7秒差ってすごくね?4年前なら君がMVPじゃないか。ほんと不思議だけど人間自体の性能はさして変わってないのに、数年でなんだかんだいって記録が更新され前のすごいが今の普通になっちゃうんだろう。体操のウルトラCも。10秒の壁だってべりべり破られちゃってるしなー。なぞー。


復路はやっぱ硬く駒大か東海大だと思うんだけどなぁ。佐藤さんを補欠に当てとく監督のいやらしさが(いい意味…で?)気になるからやや東海寄りで。
ところでこの話はやっぱり関東の人しか通じないんでしょーか?



あと毎度ながら←でケータイおおぎりテレビ欄に負けずに蛍光ペンで丸つけといてうっかり寝てしまって忘れてたどころか、コーネリアスの中目黒ラジオ*1も忘れててもう2008年積みすぎである。
そんな引きの悪い私が中学の友人とスーパー温泉でだるだる生きるって大変であるよと湯に打たれつつ話していたころ、母が生協で券が2枚しかなかった福引で3等のみかんひと箱と特賞の温泉宿泊券を当てていた。マンガか。しかし賞品の設定がとてもそれっぽくてほほえましい。
父に聞いた話だと券が1枚あるから、といそいそと出かけて、行きがけにみかんを当て家に「あたった」と電話で報告があり、それから買い物をすませて新たにもらった券で帰りに引いたら今度は温泉が「当たった!」と再び報告の電話があったらしい。「では帰りに車に当たらないように」と返した父。くそう。ふたりともかわいいじゃないか。
(ふつか連続で自分しか楽しくない家族の話ばかりですみません。正月モードでRe:おやばかなんです。たぶん)