男鹿和雄展

今日まで夏休みだったので、洗濯しておみやげ片付けて涼しいし出かけることに。
昨日4時まで起きていて、目覚めたのが朝の10時。日ごろから不規則なんでまったく時差ぼけは現地でなく、むしろ興奮気味で朝5時とかに起きてた。夜明けにはお祈りの放送がモスクから流れるしね。(アサーンだっけ?それじゃ安岡ヤスジっぽいな。アザーン?)
まだテンション変なままなので木曜あたりばててしまいそう・・。
と思いつつ今日がもったいないので、前回2時間待ちで暑い中引き換えした清澄白河へ。今回は駅からも迷わず(コンナニ近カッタノカ!)チケット買うのに5分待った程度ですぐ入れた。とはいえ、普通の展覧会以上には混んでた。平日でしかも本来休館日なのに特別開館というイレギュラーな日だったのに。学生さんが多かったかも。高校の制服来た集団が先生引率で来ていた。いいなぁ。


いろいろテクニックや色の使い方とか細部で勉強になり、こんなに葉っぱや建物をみっしり一人で書くの私はいやだーと想像して震えたり。あと夏の森なんて使うの緑色ばっかりなのにちゃんとめりはりがあるって・・すごすぎる。
色使いは美術監督さんに合わせてたり、映画によって書き込み具合やタッチも意図的に変えてたり、一歩引いただが堅実な仕事ぶりにしみじみ職人さんだなぁー!と感動した。美術ボード(本番では使わないけど、スタッフでのイメージを共通にするためのイラスト(これもささっとかいてるのに完成度がどれも高いー))のほうが書き込まれてて、実際の背景はちょっとシンプルになっている場合があってキャラクターを引き立てるよう密度がばらけないようにしたのかなぁーとか。確かにジブリの映画の背景はどれもすごいけど、映画を見ている間はよっぽど遠景のシーンでない限り細部は覚えてないもんなぁ。そのさじかげんもすばらいしなぁーって思った。ほんとはすっごく見せ付けるくらいのテクがあるのに、主役はゆずるとことか。
あとセルと背景が別々に書かれてるのもあって、ここをなぜ分離するんだろう?って不思議なのもあったけど、キャラが乗るとなるほどって感じ。最初にレイアウト担当の人がしっかり動画と背景がつじつまが合わなくならないように指示をするのだとか。すごいチームワークだなぁ。


展覧会は絵だけでなく、最後にアニメの作り方や、背景の使い方のいろんなテクを実際に紹介していたり、大きく拡大して壁面におかれた背景をバックに自分も写真撮影したりできるコーナーがあったりとおもしろかったです。とくに折り紙でトトロを作って、ミニジオラマ撮影できちゃうのが楽しかったー!