地獄・オア・アライブ

いっぽう私は会社が引っ越すので荷物をつめていた。
というか荷物は次の日1時間でざくっと終えて感心された。(追いつめられると奇跡的な働きをする)
この日は8年分くらいついつい捨てれずにためこんでた、資料や原画を捨てまくる。
もう時代遅れ過ぎるがもったいなくて捨てるタイミングがない雑誌(またいつか一周して役に立つか分からないところがためらわれる)をざくざく切り抜き。捨てる。とみせかけて別の人がゴミ捨て場に捨てた雑誌を持ち帰りまた切って捨てる。をひとりもくもくとしていた。

どんどん増える地獄行きの紙の山にすごく達成感。
思わず記念撮影までする。
しかしこの枚数を全部いつかの自分が線を引いたのかと思うとしみじみだ。

あとついでに実家から持ってきておいて放置してたMOをもそもそHDDにコピー。
会社にSCSI-->USB変換コネクタがあるうちにやらないとまずい。
10年のときをこえ、1997の卒制ファイルが無事移動。128MBしかない・・。
惜しみつつ10数枚をメディアシュレッダーに。バリバリ挽きプラスチックに。
あれは恐ろしい機械だ・・・まさに地獄。
そしてもったいなさすぎて使ってないMOが6枚もあってがっかりした。
これはせつないのでそっともえないゴミに・・。どこかで誰か使ってくんないかな・・・。
使わなくて色が飛んだカラーインクとか、かたまったアクリル絵の具とか。
もーもったいないので消耗品は使うか、そもそも買わない!
覚えとけよ!明日の自分。


捨てるってのはなかなか気分がいいかも。なんか気軽なリセット感である。
あー。なんか昔そーゆー本がはやってた!そうか。それだ!
自宅も少し捨てよう・・・。(でも会社と違ってゴミ捨てがめんどい・・・)
地獄という考えはふんぎりをつかせるのにいいなぁ。ありがとうダーリン!
ほぼ日刊イトイ新聞 - 東京糸井重里事務所は引っ越します。