だらだらしてます

fig2008-06-22

雨の降り方が梅雨らしくなくかたよりまくる昨今。
被災地の皆さんはますます落ち着かない日々をすごされているのかとおもうが、具体的にはやっぱり何もできない(しない)くせにとりあえず意思は表明しておくこの身の小ささよ。
しかし地球はもうどうなっちゃうのか。
バターも小麦もなければホットケーキも食べられないし、卵と牛乳がなかったらプリンもぷっちんできないんだよ。
Co2排出権がなくなりそうなので、しばらくネット断ちをしてました。うそだよ。


にっき
部屋を片付けるには本棚が必要だ!とようやく決めて80kgあるのを注文。
今日が搬入組み立て日なのでわくわく電話を待っていたら「17-20時にお伺いします」と・・。
仕方ないから夕飯食べて待ってたら「すみません到着が9時に・・」となり、篤姫終わってしばらくして到着。でも結局組み立てに1時間半かかるので箱だけ置いて続きは明日に・・・となってしまった。来客が分かってての第一声のチャイム音に私は「まだかなまだかな。トイレには今行かない方がいいかな・・・」などと無駄に緊張するので、大変待ち疲れました。
しかし私以上に現れたお兄さんが死にそうにへろへろだったので「おつかれさまです・・・」としか。
場を和ませようとついてすぐに「あ、日本1-0で勝ったみたいですよ」とか言ったところで和むはずもなかった。


さいきん
イデアの特集がハーブルバリンなので2冊買うといいとおもいます。
2冊目は週末からNYに行くのでお世話になる友達に献上します。
燃料サーチャージが4まんえんなんでくじけそうだったけど、待ったところで下がるどころか来月またあがるかもなのでえいやとなりました。ごめん。
独立記念日にそういえば重なるので花火とかあがるんかな。
夏はセントラルパークで無料のNYフィルハーモニー野外コンサートとか、シェークスピア劇とか!あるらしいが、みーんな私の滞在日程をさらりとさけていた。わーい。泣く。


あと、電車時間が延びたので父が大量に持っている司馬遼太郎のエリアを攻めるか・・・となんとなく「坂の上の雲」を読み出したらすっかり気分は明治維新の書生です。ほんとに考えのしっかりしたこんな立派な人が少し前の日本にざくざくいたとは信じがたい。松山出身の秋山兄弟のお話。
なんでも黎明期はエネルギーに満ち溢れていて楽しい。
意外と外国にあちこちこの時代でも行ってたんだなぁーと驚く。
昔は明確に遅れているのが分かっていて、そして西欧というお手本もはっきりしていて「追いつけ!」と目標が分かりやすくてがむしゃらにがんばれたのかな。ゴールテープが近づくと走れる、みたいな、ちがうか? 
今の時代は目指す理想も方向も見えなくて、世界中が停滞してどよどよよどんでいる感じ。
たまに革命するとしたら今の日本はどうしたらいいんだ?って考えるけど。
軍事クーデターもないしなぁ。。。
当時「平和に暮らせるのが国の一番の幸せ」と掲げたガンジーってすごかったんだなぁ。
「観念」自体を生み出す人ってどんな頭をしているのか。
社会主義が一番進化した社会形態だといわれてたのも崩れたし。
あー500年先に行ってどんな政治経済の仕組みで人々が当たり前に暮らしているかみてみたいなぁ!!


いろいろびっくりする視点がたくさん散らばっていておもしろいです。
明治と昭和でがらっと変わっちゃったんだなぁ・・とか。
そうか当時はロシアとドイツは後進国だったのかー。民族性が一番ぴたりとする国がそのときのトップを取る説とか。大航海時代はスペイン人の個人で冒険するタイプが合ってて、次は組織だって動くイギリスに変わっていく・・・とか。司馬さんの本は小説というよりがんがん本人の批評や解説入って小説じゃないみたい。
新しい登場人物が現れたとおもったら、すぐに「のちに陸軍参謀になり何歳で死ぬ」とかあっさり言い切られ、なんか神の視点というか、世界のすべてを理解した気分にうっかりなるので気をつけよう・・・。どこまで史実でどこまで推測なのか紛らわしい。

最初は道をそれぞれ模索する青春っぽい感じだったけど、すっかり4巻は日露戦争の仕手戦に入ってしまった。でも将たる人物とは誰か、とか参謀と大将の向き不向き、とか。個人戦から組織への移行とか、チームで運営していくことについていろいろ書かれていて、偶然にもちょうど今の自分の悩みに近い。本の出会いってあるよなぁ。
戦争話ばかりだけど、軍人らしさってちょっと誤解していた点もあり、私もむしろ軍人らしくしゃんとせないかんぞなもし。と背筋を伸ばして歩くことから秋山さん目指してがんばろう。金曜にスケジュール確認したところ今年もつらい戦いになりそうだ。あはは。
(そしてこの悪文自体が、軍人っぽくない。もっと簡潔に。結論を最初に!)