記憶に付箋を貼る

fig2007-11-18

日記。
今日も今日とてのたのたと出勤だったのだけど、フレッシュな集中力もなくだらだらとしがち。
ほんらい平日にしっかり時間を密度濃く使ってれば今日だってくる必要なかったしこんなに天気もいいのになー。
とまた無駄に2007年の二度と戻らない日々を使ってしまったなぁと窓の外を見ていた。

なんてぐったりしてたけど、帰りの電車待ちホームでビルの間にぴかぴか明るい星を見つけて
それが初めて見た!とおもった「星形」の星がきらんきらん強い風のせいか瞬いていた。
しゅっと四方に光が伸びて、ちかちか燐光みたいなものがまわりに見えるような、瞬きしないように目を凝らすと色もオレンジから緑につやつやと変わっているような気がする。なんてりっぱな星なんだろう。
あーこの時間に外にいてよかったよ。うん。いちおう会社いった意味はあったとしよう。
と、じぶんをなでつけた。
それなりに感動したのだけど多分すぐに忘れちゃうだろうからここにメモしておこうと思う。
自分でもよくしてもらったことはすぐに忘れてしまう駄目な脳みそだと分かっているが、このまま記憶が薄れて死んでしまうのかなぁと日々おびえているのだろう。現代日本人は。だから日記を書くの?

しかしあんな明るい星はシリウス以上で惑星だろうと思ってたら
家について窓を開けたら目の前にオリオンの三ツ星。あの星はシリウスだった。今日はすごく空が澄んでいて私の眼鏡越しでもすばるが4つ数えられた!あー。また冬がぐるりと巡ってきたよ。


そういえばくるりのコンサートツアー最後はオーケストラ付きみたい。いいな。
でも平日で横浜・・・。むりっす。ツアー初日は7月だったのになぁ。季節は巡るな。ぐるぐると。自分ひとりだけ北の空みたいに同じとこぐるぐるめぐってて、みんなは先に行っている気がするのは錯覚じゃなくて実際そうなんだけど、まぁそんなこと考えるのもこんな季節だからなんだろうかね。ぐるぐるっと。堂々めぐり。