ミルクとカカオ食べ比べセットー(ドラえもん風に)

fig2007-10-04

Manufacture Cluizel

カカオの比率が37--45--50--60--72--85--99(うろおぼえ・・・)になってるチョコを食べ比べよう!というセットです。色がグラデーションしていてきれい。<<遠い目をして星を見上げつつ孫に語るように>>
はるかむかし・・・あれは20世紀のことじゃった・・・。
花椿のコラムでこのチョコが紹介されていて、ネットですぐに検索してあやしすぎるフランス語で辞書引きひき
「ワタシ日本人アルヨ。アナタノお店のチョコハ日本でカエマスアルカ?」的な散々なメールを送ったのですよ。
で、忘れたころに突然夜中の2時か3時ごろに突然FAXが届いたのだった。
・・・そうか、フランスからは深夜にFAXが届く・・・。とやけにしみじみしました。
自由が丘にあるクズハ大丸??でかえますよ、マダム。みたいな返事だったが結局忘れて買いにいかなかったアルヨ。なぜマダムだったのか・・・。

あと産地別のカカオを食べ比べるセットも紹介されてたなー。
「この代々チョコレートを作っている家に生まれた赤ちゃんはひとさじのチョコレートを最初に食べさせられるのです」なんてこともコラムに書かれていてときめいたものです。



そんなことも忘れていた今日、前日に録画しておいた昔の番組で「パルマ派」の展覧会特集を見て聞いたこのふたつの単語。パルマ・パンジャミアーノ(昔は画家を出身地で呼んだので、こんな名前の画家がいたのです。レオナルドダヴィンチもヴィンチ村のレオナルドさんって意味らしい)。で、そーきたら生ハムとチーズだよなぁ・・・。と、昼ごはんは今日は単独で買出しにさせてもらって、Dean&Delucaでサンドイッチ買おうーとお店に入り、とりあえず必ずチェックする「賞味期限が近いから、破損したからoo%引き」ってコーナーをふと見たら・・・
このチョコが
あったのです

思わず一度通り過ぎて、また戻って見直してしまった。二度み上級編!(時効警察ネタ)


私にはまだその僥倖はないけど、ずっと追い求めていた稀少本を古本やめぐりでついに見つけた!みたいなのはこんな気持ちなのだろか。。
たまたま今日買出しじゃなくてタイ料理屋に食べに行ってたら・・・昨日録画した番組を見てなかったら・・・出会えなかったかもしれないふしぎー。
しかし日本はすごいよなー。こんな遠い言葉も通じぬ国の素敵な食べ物が、いつの間にか運ばれて簡単に買えちゃうんだもんなー。ありがたや・・・なむなむ。何かの恩恵のおこぼれをいただきつつ。この便利生活のためにアフリカあたりの誰かに迷惑を間接的にかけてる気もするが・・・何かでまためぐりめぐって恩返しできればのう・・・。



前置き長くてすみません。で、一部破損で30%引きってわけで、それでも3670円したけど!ここぞとばかりに買いました。スキップしながらレジに向かいました。
で、5人の乙女が名乗りを上げておひとりさま700円で食べ比べイベントにエントリー。
99%は苦いかと思ったけど、カカオがいいのか、薄いチョコなんで食べる感触が違うのか、苦くはなく、さわやかな香りとちょっと体に何かききそうな手ごたえ?がしました。破損もそんなにひどくなくて、カカオ率が高いチョコが数枚ちょっと割れてただけで、これで30%引きはラッキーだったなー。ミルクが多いと粘質が増すのか割れにくいみたい。へー。
一気に食べる人、甘いほうから、苦いほうから、コーヒーをまず仕込みに行く人。いろいろ攻める道筋が違うのを見るのもたのし。私は72%が好きだなーと語るもたのし。ちょっとしたおもしろゲームみたいでおいし楽しかったです。集まりがあるときにお勧めかなーと。
で、すっかり満足して片そうか、と箱を持ち上げたら・・・なんとケースの中敷の下にもう一段チョコが・・・!おたからはっけーん。なんか二倍得した気持ちになって二倍幸せ。
なのでも一度たべくらべ。