ねむのき展見てきた。

fig2007-06-17

無料なので全人類が見てくれたらいいと思った。
壁の色とか、絵の組み合わせとか、絵本の中にいるみたい・・という陳腐な表現しかできないが(「絵本みたいな」って褒め言葉なのかもしれないけれど私はあまり好きじゃない。人によって絵本の意味もまちまちだし)、でも絵本を誰かに読んでもらっていた頃のあったかい記憶みたいな、そーゆーのに包まれてる、うん、包まれている感じだあれは。
会場はいってすぐの上の画像にもある赤い連作を見て、突然ふっと目頭が熱くなった。(ほんとに熱くなるんだね) なんの前置きも知識も思い入れもなく、絵だけ見てじーんときて鼻がつーんときたのって初めてかもなぁ。
不意をつかれた。(あ、でも前知識はあるか)
「かわいそう」ってんじゃないんだ。ある意味「うらやましい」かったんだ。そんなこといったら怒られるだろうけど。
なんにせよ宮城さんの成し遂げたことや人生はすごいなぁ・・。同じ一人の人間なのにやっぱり人によって成し遂げることのできるエネルギーというかポテンシャルは違うんだろうか・・。(エジソンやキリスト?みたいに〜以前〜以後でなにかが大きく変わるような一人で大勢の人生変えるターニングポイントな人はもちろん限られている。あまりいすぎても困るっちゃ困るけども。)