きょうのかいもの

fig2007-03-24

鎌倉スーベニイル手帖―ぼくの伯父さんのお土産散歩ブック
 この▲模様って北条氏のだっけ?多分本に書いてあるだろうけど。

 

たびにでたい気分がまるわかりだ。るかちゃん今頃は馬籠妻籠めで投宿か。行きたかったなぁ。
あと1週間でおしまいなので、がんばろう。
ほかのみんなよりは楽させてもらってるからくじけるわけにはいかない。

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みずうみちょっと見始めた。ふしぎなどこかの国のくらし。
また知らないやさしくてこわそうな人々の生活が描かれてて、先がたのしみ。。。
帰り道は風がびゅんびゅんと。坂道を上ると後ろから風が腕や髪の間を駆け抜けていく。
小説のせいでまるでなにかの兆しに錯覚してわくわくする。
野分。春のあらし。いいぞもっとふけ。
今日わたしは素数から素因数分解したら楽しい年に変化したのだ。

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ちょっと前の週の日曜美術館見る。
志村ふくみさんという織物家のおばあさんのおはなしがよかった。
むかし中学校の国語の試験で見た幸田文の「桜色に染めるには、花が咲く直前の木の幹を煮出す」という話がすごく好きで今でも覚えてるのだけど、同じようなことを話してらした。花びらじゃなくって真っ黒でごつごつなあの木の皮がピンク色になるなんて!
花が咲くと自然の持つ「におい」や「いろ」は全部花びらにいってしまうので、その前じゃないとだめなんだそうな。納得!
でも京都の桜は桜色に染まったのに、別の土地の桜はきれいな黄色に染まったり。
自然はすごい。
あと黄色が光で、藍は闇の色。その間に自然の緑があるとか。
色に対しての感受性がさすがにすばらしくて、どのはなしもおもしろかった。
人工色にまみれてない、古代や平安びとの色の使い方の繊細さとか。ふむふむです。