いちにち

イタリアが優勝したからイタリア料理屋にランチに行く。ここはイタリアで賞を取ったバリスタさんがいるそうで、確かにコーヒーがとてもおいしい。ランチだとこんなにおいしいエスプレッソがダブルで100円。苦くないのに味も香りも濃くてふしぎだーとうっとり。
帰りにツタヤでくるりベスト予約して、花椿とアイデアを買うのにレジに並ぶと、隣のレジに並んでた子に話しかけられる。そして帰り道「今月末で会社やめるんだー」と言われる。・・・そうかー。やっぱりそうなっちゃったかー。同期で趣味も近いと勝手に思って慕っている子なので、ますますさみしくなるなぁ。ますます会社ぐだぐだになるなぁ。でも夏にたくさん遊ぼうねーと念押ししてもらってよかったのかなぁ。京都に来週行くのでその本を買ってたんだって。それはすてきだ。
ヒルズはジョニーデップがくるのですんごい人だった。
人だかりが面白いのでいくつか写真とったら、友達が写っておった。
100m先に本人がいてもモニタで見るしかない状態で、それだったらテレビと一緒だよなぁ。
ふ。でもそこは数時間前に私が通った道だ!ジョニー!
とひとりかっこつけて立ち去る。
しかし、一人のためにあんな大勢の人が惑わされ動かれるって、すごいなぁ。人類は平等ではない。エネルギーが違うのかな。体積はあまりかわらないのにね。


家に帰るとポストに封筒が。
故郷で休養していた大学の友人から、あの頃のことを文章にしたのだけどよかったら読んでもらえないか?と聞かれて、私でもいいなら読むよ、と答えたからだ。
手紙には
「休日の 静かな ひとときなどに
よかったら ゆっくりと 読んでみて下さい
このなかに わたしがいますから。」
とあったけど、平日の夜についつい急いで読んでしまいました。
懐かしい彼女の縦長な手書き文字。
こんなに無防備に人を愛して、あんなに勉強もしていたのに文も書けなくなってしまって、でも今なんでまたきれいな言葉を書いてるんだろうなぁ。
感情は難しいよ。
でも、ちょっとうらやましいよ。なんて言ったら怒れるか。嫌われるか。ひと事だと思われるか。
感想文なんて立派なもんかけないけど、返事をしよう。
わたしも久々に紙とペンで縦に文字を連ねよう。
ちょっと文体しっとりしてみたよ。そうか?