みたこれ

梅原龍三郎はあまり好きくないなぁ・・。日本の巨匠でも。色は好き。
しかし真のオリジナリティって何なんだろう。(日本の洋画の黎明期のはほとんどが劣化コピーに見えてしまう・・もちろんそんなことないんだけど。必死でついてこうって必死さがなんかきつい)
というか遠慮してか遠回しな表現しかしてなかったけど、ルノワールに弟子入りした経緯っていまなら学歴詐称なんではないのか。演出なのか、見栄だったのか・・・。師に出会わなければもっとのびのびのと自分の画風を模索できたとか言うのは、後だしじゃんけんみたいだよ。とひがみ自覚しつつ思った日曜の朝。


だいぶ前の録画分の「無言館」はしみじみと。
出征したまま亡くなられた画学生の作品がまとめられているそうだ。
敵地に往く最後に書いた絵は恋人や家族や妹の絵。お金のためでも名声や賞のためでもなく、ただ自分のために描いた絵。
「今の平和は先人の人たちの犠牲の上に立っていることを忘れてはいけない」
「書いた人たちはみんな若い、きらきらしている、若者のための青春美術館ですよ、ここは」
「絵はみんなへたっぴだけど、表現がしたいという気持ち。どううまく生きるか、ではなく、なぜ生きるのかと向き合う」
「あと5分だけでいいから描かせてくれ」
うーん。おもい。今の自分には重いが・・そうだよね。
この間ミサイルがふってきたから会社休みかなぁと思ったのに、みーんな「ふつう」でびっくりした。わーわー騒ぐのがまるでばかみたいに、クール。
見て見ぬ振りして、自分のことじゃない気がして、クールでいていいことなのかしら。

こんな本も出ていた。
無言館」にいらっしゃい ちくまプリマー新書 (039)

最近新書はやってるなぁー。朝日新聞も新書を創刊するんだよね。


で。日曜の夜。お市の方の気位の高さに毎回くらくら魅せられまくりでしたが(結局何歳だったのか分からずじまいだったけど大地真央ぴったりすぎる)、茶々もまたプライドサラブレットでいいぞこれきたこれー(棒読みで)。「よるな!汚らわしい」「〜じゃ」とか、いきなり辞世の句を詠むとか今後も楽しみです。でも蛇蝎のように嫌う秀吉の側室になって子供まで生まされちゃうんだよなぁ・・・。どんな気持ちであったことか。小さい頃なぜかまんがでみる歴史の「淀君」を買ってもらったので中途半端に詳しくてなんか懐かしさまでおぼゆ。妹は徳川側で長生きできたし、それいったらねねはなんで豊臣滅亡時に見逃してもらったんだろ??今後もドラマが楽しみ。この辺の女性側ももりこんでくれるから大石さん脚本楽しい。


サッカーは決勝くらいは見ようかと思ったけど、AM2時からだったのであきらめた。やっぱにわかファンにすらなれないや。
で、テニスを見ている。芝がはげている。
テニスって南アメリカの人とか見ない気がする。お金がかかるスポーツだからかな・・・。
水泳もフィギュアも黒人はあまり見かけない。
サッカー・陸上とか、あまり設備が必要でないものばかりか?
まだまだ肌の色の差別はあるのかなぁ。昨日見た展覧会のひとは南アフリカ出身で「僕の家はカラード」とさらっと言ってて不意をつかれどきっとした。プロフェッショナルのカーデザイナーの日本人も、アメリカでお前の国のせいでおれたちの仕事がなくなったんだ!と罵られたとか思い出す。はなしそれる。