嫌われ松子の一生

fig2006-06-07

すみません。午後出社したくせにレディースデーのチケット予約しちゃってたんで松子見てきた。
(ちゃんとあやまることにする)



異様にカラフルで視線を揺り動かされるいそがしい映画だった。
いろいろ思うとこあれど、「ひとごとじゃねぇ・・・」とつくづく思う。
かなり依存型のまっすぐで不器用な人であった。
紙一重でふつーの幸せを常に逃すのは、誰のせい?自分のせい?運命のせい?
あといらんところで3回くらい泣かされた。年とると涙腺緩くなるってほんとだぜ。
(柄本さんの父は大変良かった。羽柴どのー)
(ミカコちゃんがたいそうめんこかった)


あとこの辺の監督は(CMやPV経由というか・・石井さんや中野さんとか)
旬の人ばかりというか「この役者が出てればサブカルっぽい」というか・・
うまくいえないけど、よく見る顔多すぎたり、むだにカメオ出演が派手すぎたり
(今回だと刑務所のアンナちゃんや山田花子とか。)
そーゆーのがかえって映画として素直に話に乗れず、そこでうっ。となる。モーむすの。みたいに。
小ネタは好きなんだけど。やっぱ映画というよりは長いPVみたい。
(役があるか、台詞が一つでもあるなら、全然OKなんだけど!
劇団ひとり←いい役だなぁ!出世したなぁおい!とあのシーンでみんな突っ込んだに違いない
や、クドカンさん(本名いつも忘れるのでこう書く)のポジションはとても今の瞬間おいしいものだし)
片平なぎさとディズニー満載な演出はナイスだったなぁ。光の粉まき過ぎ。OP・EDの字がさいこう。
ほんと救いなく不幸な話なのに、なんなんだろこの多幸感は。


これ感想文ですらないと、わかってますよ。
映画に感想はいらん。残るのは教訓だけだ。(引用)