ポビーとディンガン


読了。厚さの割に、文字組が大きめの字と広め行間ですぐ読み終わってしまった。
子供が主役だからか、ちょっと児童書よりなおはなし?
なんだか大きなテーマだったのに、さらっと終わってしまって、
これは私の感受性が弱っているからか。
おにいちゃんがなんだか立派すぎたり、街の人たちが変だったり、素直すぎるとこに
リアリティーを感じられなかったのか。


でもすごくいいはなしだとおもう。いいおとぎ話。
信じることと、小さな死。


映画版
http://c.gyao.jp/pobbydingan/story.html


は。オパール鉱山ってよくわからないので、曖昧なイメージのまま
(たぶんビックサンダーマウンテンとか・・)で読みすすめちゃったけど
こんなに真っ白な土地だったんだ。そうだよな、文中でも暑すぎて頭がおかしくなっちゃったんだ、とか、乾燥していて、みたいなことかいてあった。


本の装丁、黒は酒井さんの絵にあってるけど、これの印象も大きいのかなぁ。
白い表紙でも良かったような気もする。夜に動くシーンも多いんだけど。