佐藤雅彦×岩井俊雄

fig2006-02-21

99年に聞いた講演時と、いっていることが全くぶれてなく、
そして確実に前進していることに改めて尊敬する。
そのとき未来に向けてなげかけ(cast)てたものが、今ちゃんと時間を経て形になっている。
すごいなぁ。
今すすめてる民放をかえちゃおうプロジェクトも、10年後にようやく「失敗でしたね」と振り返れるものなのだとか。
とても若々しいから忘れがちだけど、佐藤さんもう52歳くらいなのに・・・
10年先のこんな大仕事を気負うことなく、とてもたのしそうに一番本人がわくわくしてんのがすごい。



そして5年前もいってたけど、「教育」がやっぱりきほんみたい。
あと「分かる」こともたいせつにしてる。
 「ある情報をデザインして届けると、相手が何かを知ってしまう。これが好き」
本人も相手のいうことが「分かる」まではじっと話を聞いてるし
「あ、分かりました」ってちゃんと言ってから、次の話をする。
それも5年前にすごいなぁ、って思ったところ。


モニタの言葉の見せ方一つも、ちょっと気が利いていてすてきだったなぁ。
プレゼンというか、ひとに意図したことを精度を上げて伝えられてるかをちゃんと考えてるひとだ。


できすぎたものをみると(プロジェクト×なんて見てる間はやるぞーと発奮するが
番組が終わるとその気持ちも消えてしまう)
実際何もしてないのに、それで自分もできた気がして、
実はマイナスではないのか? って岩井さんがいってたのが個人的にどきっとした。
まさに佐藤さんのおはなしはいつもそうだ。
あと好きだった物理の先生の講義もそうだった。
すっごい賢くなった気がして、うきうきで物理講義室を後にするのに
渡り廊下を過ぎて、自分の教室に戻ったらもう忘れてるの。


今日聞いたことを、うまくフィードバックしたい。


☆付記
八月の茂木さんの対談もどんなんだったかなぁと去年の手帳のナゾメモ見て
ふと検索した茂木さんブログに音声ファイルがー!茂木さんすてき!おとこまえ!!
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2005/08/post_2d11.html


あとdictionaryでもPodcast中。
http://www.clubking.com/news/2005/12/002_talk_dictionary_1.html


どうしよう。今日だけでもなくここでも小沢君話がなにも脈絡もなく・・・。
(前にkino記念ABC講演を聴いたときもそういえば・・・)
えと、わたし数えると5回おはなしきく機会に恵まれたのかな。
ああ、ゼミに入れたらこんなおもろいはなしがもっときけるのか!
でも受け身良くない。